武道から考える動禅経営④〜負ける戦いを挑まない。そして諦めるな。
中途半端に武道を習い、妙な自信を持ってしまうのは危険です。
よく女性が「護身のために空手(合気道、少林寺、テコンドー、等)を習おうと思う」なんていうことを聞くと「やめときな」と伝えます。
なぜかというと、あまり役立たないからです。
これは大学の体育会で毎日、何年も稽古をしてきた体験からも言えます。
それは決して「武道を修行しても強くなれない」と言っているのではありません。
修行、トレーニングをしたら、した分だけ強くなれます。
では、なぜ護身で使えないのか、、、、。
それは悪いやつは、皆さんが想像しているよりも、もっともっと悪い奴らだからです。
正々堂々と戦うなんて概念は当然ありません。
誰かを襲撃しようと思ったら
・相手がひとりになる瞬間を待つ。
・不意打ちをする。
・武器を持つ。
・反撃をしてくる前に滅多打ちにする。
・集団で自分より弱い人間を襲う。
のです。こういったことができる人間だからこそ「卑怯」「悪どい奴」なのです。
まっとうな価値観や精神状態ではこういったことができません。
あなたはこういった人間と対峙するために、バットで相手の頭をフルスイングすることができますか?
でもこれらができる人間がいるのです。
これらに対抗しようと思ったら、「相当に強くなる」しかありません。それは週に2回、仕事の片手間に道場に通う程度で手に入るものではありません。だから「護身のために格闘技を習う」というのはお勧めできません。
「護身のため」が理由だとしたら、お勧めは
「危ないところには近づかない」
「ひとりでは行かない」
「抵抗しようとは思わずにすぐに逃げる。大声を出す」
などです。
では何故、武道を修練するのか、、、。
それは、自分の心身を練磨するためでしょう。
そして、矛盾するようですが、、、、。
「基本は逃げる」だとしても、最低最悪なケースとして、いざ避けられないピンチになることが一生のうちに一回あるかないかのときがあるかもしれません。そういったときに、「絶対に諦めない」というテクニックと胆力を養われていたら良いなと思います。
死に物狂いでどんな手段を使ってでも制圧されないためのルール無用の状況への対応です。
これを動禅経営に役立てて考えてみると・・・
第1に、負ける場所では戦わない。近づかない。最初から立地やマーケットを間違えない。自分が勝てる場所を探す。
第2に、それでも悪い立地やマーケットで戦っているなら、まずは逃げることを考える。違う場で戦うことを考える。どうしても戦わざるを得ないときには、全身全霊、全精力を傾けて戦うこと。諦めないこと。
と言えます。
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