大橋秀行会長「弱い心を恥ずかしく思ったりする必要はない。弱さを受け入れて武器にすればいい」

大橋秀行会長

ビッグトゥモローの取材があったので、日本プロボクシング協会の大橋会長の話をじっくりと聞くことができました。

 

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ここの読者は知っている方が多いと思いますが、大橋秀行会長は私の恩師です。

 

 

18年前、大橋ボクシングジムに入門してから、大橋会長に教わった話、お世話になった話、大橋会長の立ち振る舞いを語ったら、本が一冊書けてしまいます。

 

18年もお付き合いしていたら、普通はボロが出てしまうものですが、大橋会長は表裏のない本当に素晴らしい人格者です。

7年くらい前まではよく一緒に対談の仕事をさせていただき、そのときそのときの旬な話などを聞いてきていたつもりでしたが、やはり大橋会長はさらに進化していました。この取材をしたときは八重樫東選手が、怪物ローマンゴンザレスと戦った直後でした。 今回、お話しして感動したことを備忘録がわりに書いておきます。(ちょっと時間が経っているので、私の聞き間違えや記憶違いがあったとしたらご容赦ください!)

 

 

・自分はリカルドロペスと戦った。リカルドロペスはアマ、プロ合わせて、無敗のまま引退した。

無敗のままボクシングの世界から引退した人はボクシング150年の歴史の中でリカルドロペスしかいない。

ロペスは自分との世界戦の日を選んで引退した。引退会見で

 

「一番嬉しかったのは大橋に勝ったことだ。試合前に大橋と握手したとき、大橋の握力で足が震えた。隠すのに必至だった。恐怖のあまり泣いてしまった。」

 

と言っていた。ロペスと戦えた自分は幸せだ。

 

弱い心を恥ずかしく思ったりする必要はない。

 

ロペスだってそういう心があった。

 

弱さを受け入れて武器にすればいい。

 

・八重樫は他の世界チャンピオンが逃げ回ったローマンゴンザレスを相手に

 

二つ返事で「やります」と言った。

 

レジェンドとは戦ったほうがいい。それが俺の経験からわかる。

世界のボクサーの集まりに行くと、タイソン、レナード、ハグラー、などスーパースターがたくさんいる。

俺は「リカルドロペスと戦い、ベルトを渡した大橋」として世界で記念撮影をせがまれる。

伝説と戦ったというのはこういうことなんだ。

 

誰と戦ったかが大事なんだ。

 

八重樫は逃げなかった。

 

逃げなくて日本中を感動させた八重樫に対して、

「八重樫と戦って名を上げよう」というボクサーが急にたくさん出てきた。

そんな奴らと八重樫は根本が違う。

伝説と戦うときに、一度逃げたら、

生涯、「逃げたやつ」と言われ続ける。

そんなレッテルを貼られたらもう取り返せない。

それを八重樫はしなかった。

 

 

・そんな八重樫も口では「やります!」と言っていたが、

3ヶ月くらい前から風邪を引いたり、体のあちこちを故障し始めた。

だから俺は彼に教えた。

 

「おまえ、口ではやりますと言ってるけど、

 

体がびびってるんだよ。そういうもんだ。

 

でも逃げるな。がんばれ」

 

と励ました。八重樫もそのひと言で気づいたよう。

それから風邪も故障もぴたりと止んだ。

 

 

大橋ジムには、大橋秀行→川嶋勝重→八重樫東、というファイターの魂の系譜があります。

八重樫選手だってアマチュアエリートだったのに、いつの間にかそれ以上の

 

「日本一、勇敢な男」「勇気の男」

 

という称号になりました。

そして、またその魂を引き継いで行くボクサーがたくさん育っています。

大橋会長は名選手にして名伯楽であり、名経営者であり、名プロモーターである、

それこそボクシング界の「150年に一度の天才」なのでしょう。

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