100年前の教科書②「住居の目的」


大正3年(1914年  今からちょうど100年前!)の教科書の続きです。

 

1学期の第一課は「住居」についてです。

 

・住居の目的

 

 住居は家族がここに集まり、住み、

 

風雨寒暑をしのぎ、家財を保護し、

 

かつ一家の秩序を保つに、必要なものである。

そもそも住居とは何か、というところからしっかりと教えるのです。

どんなことでも「目的」がしっかりしていないと、

本当の理解や行動ができません。

 

この一文から感じることは、「一家の秩序を保つに、必要なものである」

という部分が現代では、いまいちピンと来ないかもしれませんね。

言われてみるとそんな気もしますが、、、。

100年前よりももっともっと大昔の原始的な意味での住居の目的とは

きびしい気候環境や猛獣から人間の生活を守ること」

 

(ブリタニカ国語辞典)とあります。

時代によって、住居の目的というのは変わってきますね。

その時代に合わせた住居の目的によって、掃除の目的も変わってくる部分もあるのでしょう。

 

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